KIRYU ALOHA とは
着物は「着たい」でも「着られない」
自国の歴史を忘れた民族は例外なく100年以内に滅びる
――――――――アーノルド・J・トインビー
自ら着物を着てみようとする人が増えないのは
着られない、分からない、着る機会がない
これが大きな要因です。
「着たくても着られない」
着物に対するハードルが高く、着物を着る人や着付けができる人の数は年々減少しています。
着物文化を遺すために
着物が着られなくなっていくと同時に、多くの技術、関連企業が失われ続けています。
着物は日本の大切な歴史です。
日本を遺していくために、「着たくても着られない」という多くの人に着物の生地を纏い身近に感じていただきたい
そして着物文化の魅力を知っていただきたい。
KIRYU ALOHAはそんな想いで着物からアロハシャツへ形を変えています。
アンティーク着物をアロハシャツに
100年以上前から、日本人は移民としてハワイに渡っていました。
そして日本で着物を解き、洗い、再利用していた習慣と同じようにして、現地で着物を解き、仕立て直したシャツがつくられ、それが今のアロハシャツの原点となったといわれています。
自由な芸術が花開いたクリエイティブな時代の染めや織の手仕事。
この技術が詰め込まれた着物を手に取り伝統・文化を身につけていただくため、KIRYU ALOHAではアンティークの着物を中心に一点ずつこだわりを持って仕入れています。
昔の日本人の習慣に倣い、着物を解き、洗い、仕立て変えたアロハシャツはそれぞれ唯一無二の個性を持ちます。
織都・桐生から
今から約100年前、桐生は世界一の絹の輸出量を誇っていました。
「西の西陣 東の桐生」とも言われる織りの一大産地です。
ここからもう一度日本の絹を世界に発信したいという想いで KIRYU ALOHA と名付けました。
KIRYU ALOHA の商品は桐生市内の職人によって制作されています。
昔の職人が遺した着物を現代の職人が生まれ変わらせた私たちのアロハシャツをきっかけに、その着物がつくられた時代や職人に思いを馳せ、永く愛していただきたいと考えています。
運命の一枚は、着物から。
日本の着物を後世に繋ぐ新しいかたちを提案します。